kiyo-foto-musica

ISHIKAWA Kiyotaka

Blog

日立シビックセンターと日立駅

10数年ぶりの日立市。日立シビックセンターで働く、チームいくよ〜の仲間の元へ。

エミ・マイヤーさんのスタンダードジャズ&オリジナルの公演。

千葉のお仕事を昼に切り上げ、佐賀から来た友人と上野で落ち合い、一路日立。

日立駅は随分様変わりしてて驚き!

カフェにも立ち寄ってからシビックセンターへ。10数年前は3年弱日立市民だったのにシビックセンターに来たことがなかった。。

シビックセンターには音楽ホールもあるけれど、今日は多用途ホール。

招聘のPlanktonさんにもご挨拶させていただいてから客席へ。

ジャズ公演だからかホワイエで販売しているドリンクの客席持ち込みOK!

客席最後部はスタンディング席っぽく?ハイテーブルとスツール!

あちこちに工夫の種が見えるオモシロイ公演でした。
これから日立シビックセンターは8月の野外オペラ「マクベス」に向けてボルテージが上がっていくのだと思います!

http://www.civic.jp/macbeth/

Forza! シビックセンターのみなさん!そしてありがとうございましたー!
で。これから夜行高速バスで大阪へ。明日は兵庫の芸文センターで仲道郁代さんのリサイタル&ステージラボの同窓会!

バス車内乗客は結構大勢。週末でみなさん京都へ行くのかな?

ワクワク感

以前、仲道郁代さんとお話しした時に、「いいホールは、入った時のワクワク感が違う」、といった内容のことをおっしゃっていました。

確かに観客としてホールに行った時、素敵なホールは一足踏み入れた瞬間に、素敵な気持ちにさせてくれますよね。

 

でも、仲道さんがおっしゃったのは、楽屋口(出演者やスタッフが出入りする出入り口)を入った時に、その奥につづくワクワク感を感じる、というニュアンスのことだったのです。

確かに、そこで働くスタッフ、そしてそのホールの目指す理念、基本姿勢など多くのことが現れるのかもしれません。

舞台から客席に向けて見ていただくもの、ロビーで感じていただくものに気を使うのは当然の前提として。

そして公演を作り出す出演者やスタッフのみなさんにまでワクワクを感じてもらうことで、さらに良い公演(や催し)を創り出すことができるのでしょうね。

仲道さんのブログを読んでいて、ふと感じました。

http://www.ikuyo-nakamichi.com/diary/?year_id=2015&month_id=5

2015年5月26日
レコーディング

サントミユーゼの守衛の荒井さん。楽屋口入ったら、”いらっしゃいませ”と! 全国ホールさん伺ってますが、守衛さんからそのように言われたのは初めて! 感激!

この姿勢は見習いたいと思います!

手引き

安全杖を持ってから初めて手引きをした。

駅の改札で杖を持った人を見かけたのでつい声をかけてしまったのだ。ひとりで大丈夫と言われたらそのまま行くつもりだった。

周りから見たら杖の人が手引きをするというちょっと不可解な感じだったかもしれない。

杖を持った人が杖を持った人の案内をしているのだから。

全盲と視野障害の人でも同じような杖をもっているから起こることなのだけど。

幸い僕はまだ明るいところではそこそこ見えるし、見える人と全く見えない人の中間くらいにいる。

まだ中心視野はあるので転落事故にはあわなくてすむ。それだけでもやったほうがいいと思ったので声をかけさせてもらった。

僕と反対方向に向かう列車に乗るというので、列車の扉を入ったところで手すりにつかまってもらい、挨拶して列車を降りた。

列車の扉が閉まるときにふりかえると、中で席を譲ってくれてる人が見えた。

なんだか思わず、ありがとう、と言ってしまった。
声には出さなかったけれど。

日本点字図書館

高田馬場に日本点字図書館という社会福祉法人があり、点字図書の貸し出しなどをしています。

盲人用安全杖を始め、視覚障害を持つ人用のグッズがたくさんあるショップも1階に入っています。

http://www.nittento.or.jp

たくさんあると言っても売り場はカウンターの一角なのですが、千葉県のとある福祉センターに問い合わせたら、そちらのセンターもこの点字図書館さんから杖などを仕入れ(?)ているようです。

確かにパンフレットに載っているものの種類は多い!

点字を勉強する機器やコミニュケーションツール、しゃべるIHコンロ、白杖、超音波センサーetc.

視覚障害といっても全盲の人から見えづらい、という人まで千差万別。

それぞれ使う用具が異なります。

僕が今必要としているのは杖。

視野が狭まってしまい、地面や道路の段差につまづきやすいんですね。

余談ですが、よく職場でゴミ箱を蹴っ飛ばします。いい音出るんです。

恐い場所は駅。

駅は迷路で、急いでいる人が多く、動く方向がバラバラ。

まだ一定方向に動いてれば流れに乗れるのだけれど、目の前を他の人が横切って行くと、真正面に来るまで見えないので急に人が現れたように見えるのです。まるでマジック!

急に止まれば後ろの人に迷惑ですしね。キョロキョロしてるので疲れます。

そして、階段近くが日中に薄暗いことも多く(3.11以来、日中消灯のところも増えました)、段のはじめと終わりが見えにくい!最近は段の面の端にコントラストの高いペイントをしてくれている場所も多く助かります!

この間降りた京王線の高幡不動駅は使いやすかったな…。

で、駅を出てもまだ続く試練、スクランブル交差点。

あれはもう本当にあちこちから人が来るので大変!

首ごと回してキョロキョロ。

あ、あの人は早いな、向こうから来る人をかわして、この人の後をついてって、で、こっちに…とか、交差点渡るだけでかなり脳みそ使います。

子供も恐い!急発進急停止急旋回は当たり前、動きが予想できないのに加えてまだ背が低い!

周りの明るさにもよるけど、前を向いてると3mくらいは足もとが見えない!

子供にぶつかっては大変と杖の使用を決意しました。

次回は杖の使い心地?について…かな。

難病認定と障害認定の申請。

今日は区役所と保健所。
難病認定の申請は保健所へ提出なのだけれど、住民票や課税証明がいるというので先に区役所へ。
住民戸籍課と納税課に寄ってから健康福祉課へ。
健康福祉課では診断書と申請書、今朝慌てて撮った

4cm×3cmの証明写真を提出。
いろいろ出すものは多いけれど、障害者手帳が交付されると一定額以上の医療費免除などの援護も受けられるそうです。 

その後、保健所へ行って難病認定の更新。
今年から法律が変わり、申請時期もずれたりして、臨時窓口を出してくれていました。
どこの窓口もほぼ待つことなく用事が済んで、役所の方々の努力が伺えました。 

でもひとつだけわがままを聞いてもらえるなら、庁舎の廊下の手すりの下にゴミ箱を置くのはやめていただきたく…思い切り蹴飛ばし、派手な音をたてました。

次回役所に行った時にまだ置いてあったらすぐやる課さんに相談しよう。

2015.3.18追記

前回つまづいた廊下のゴミ箱は無くなっていました。どなたか気がついてくれたのでしょうか…

ありがたいです。

こみゅぷろ!バード。

こみゅぷろ!inホール公演がおわりました。

当日券でいらしてくださった方も多く、楽しい公演になりました!

終わってしまってなんかさみしいので、

デザイナー・進千紘さんが作ってくれたチラシを残しておきます。

上のパタパタはチラシの中に出てくるこみゅぷろ!バードちゃんです。

今名付けました。もっと良い名前、募集中。

bird - comupro

bird – comupro

こみゅぷろ(A4)

こみゅぷろ!リハとラジオと…もろもろと

11/4。
午前中にNHK千葉放送局の「ひるどき情報ちば」の「ひるどき特集」に「こみゅぷろ!」を取り上げていただいたので、自宅で電話生出演。スタジオだったら緊張するんでしょうね…(汗)

午後から初台で「こみゅぷろ!inホール」のリハ。
東京フィルの6名と歌の西山さん、千葉のアーティストのトリオ二組。
西洋楽器の「ブーケ・デ・トン」は馴染むけれど、オケメンバーの中に沖縄三線や津軽三味線が入った「にこにこ・さんさん」はなんだか面白い。これで今日来られなかった二胡が入ったらどんなになるんでしょう。
目撃したい方は8日土曜日に千葉市文化センターへお越しください!

リハ終了後、隣の新国立劇場にいらっしゃる、演劇の制作の方を突撃訪問。
久しぶりにお会いしましたがウェールズ、スコットランド、日本の最新の演劇や他のジャンルのアートのファミリー向けのお話などが聞けました。
お忙しいのにありがとうございます。

ネット上でローカルアートのトーク番組始めた際にはぜひお話しに来ていただきたいと思ってます!(ひとりで勝手に決めてます・笑)

そしてトマトタンメンがおいしい白龍館さんで少し写真の撮影。
間も無く本番なので準備に入ります。

シンポジウム&ワークショップin京都 Day2

昨日に引き続き、京都。今日は池坊短期大学のホールにて、ワークショップ。

同志社大も池坊短期大学も建物が1号館とか2号館じゃなくて、

良心館とか、和な名前。洒落てます。

 

午前中は仲道郁代さんの鑑賞型ワークショップ。

「音が見える人になって欲しい」とのことで、工夫を凝らして音を視覚的に訴えていました。

抽象的なイラスト(画)を3枚見せながら短い曲を弾いて、終わった後にどの画が曲のイメージに近いか尋ねられて、みんなそれぞれに手を挙げる。そのうち2、3人から何でその画が一番イメージに近いか尋ねるとそれぞれ答えはみんな違う。

「あったかそうだから」。

「水面に浮かんでいる」。

それぞれ違って、それぞれみんな正解。「正解はみんなの心の中にあるんだよ」と、郁代さん。

今回は大人の集まりだったけどみんな顔がほころんだ。

・鑑賞型のWSでは説明をするのではなく、五感に訴える

・他の芸術のジャンルからのアプローチ

・「正解」ではなく、「自分の答え」

・他人の意見も認める

ことについてポイントを置いているそうです。

 

体験型のWSでは、

・感じる事は人それぞれで良いと実感してもらう

・他の参加者に「認めてもらう」体験をすること

をポイントにしているそうです。

ワークショップを行う上で必要な事をたくさん話していただきましたが、

ここではとても書ききれません。

 

マイク・スペンサーさんは「時間と調和の探求」というお話&ワーク。

2人1組で新しい友達と脈を取り合う。これは鼓動の実感。

パルスから始まった音楽の起源から始まり、いつもの独特なプログラムで

ハーモニーやポリフォニーを理解しやすく話&実践してくれます。

楽典の辞書も大事ですが、こういうぐいぐい引き込まれるようなきっかけ(仕掛け)も必要だと思いました。



河村晴久さんは、能の面(おもて)にまつわる話、「かまえ」の体験、など基本のきから説明してくれました。謡の方々も来てくれて演奏も聴かせてもらう。謡にあわせて一般の人が手拍子する経験なんてそうは無いだろうと思います。

能は五線譜のように決まったものではなく、緩急や音程は演者によって毎回異なるそうです。

型(かた)は決まっているますが、もしかしたら能は形のあるJAZZなのかも知れませんね。

 

 

とりとめもなく備忘録的に書いてしまいました。

 

 

シンポジウム&ワークショップin京都 Day1

同志社大学で開かれたシンポジウム&ワークショップ「世界から見た日本の真髄」。

一日目はシンポジウムで日本文学がご専門のJ・ルービン教授(ハーバード大名誉教授)の講演からスタート。村上春樹氏の、最近だと「1Q84」の英訳もしたルービン教授。能の研究をされたこともあるそうですが「研究すればするほど奥深く限りが無い」という・・。

確かに深いです、能。もちろんまだまだ浅いところしか知りませんが。

これは後ほど聴いたシテ方の河村晴久先生のお話ですが、自然との調和、大地(自然)とひとつになろうとする姿勢が能の基本スタンスのようです。

 

ルービン教授の後には、丸紅で活躍された紿田 英哉氏の講演。

紿田さん自身はスズキ・メソードでヴァイオリンを幼少から習い、そのことが後のビジネスマンとして国際社会の中で多いに役に立ったと教えてくれた。

そのスズキ・メソードがU.S.を経由してベネズエラに渡り、それをヒントにエル・システマが生まれた。

そして東日本大震災の後、再び海を越えて日本に帰って来て、エル・システマジャパンという音楽を使った活動・教育システムになっているとのこと。

外国との異文化交流と言うのはこういう事なのかもしれませんね。

 

その後にマイク・スペンサー氏、仲道郁代氏、河村晴久氏のそれぞれの活動(ワークショップ)の状況やスタンスなどを30分くらいづつ話していただいた。

この3方のWSのお話は翌日のワークショップで。

 

最後に近藤誠一前文化庁長官の講演。

近代合理(科学・物質・効率)主義で、左脳を使う事が多くなり、社会は発達したが、精神性やモラル(右脳のこと)の復権が必要とのご意見。

ロイヤルコペンハーゲンの美しい色彩・綺麗な円と日本の楽焼の自然にとけ込む色彩や・いびつにも見える形。

日本はより自然と共存、自然の中に生きる事を考えていたかがわかる例をあげて、現代でも多様性を受容出来るはず、余白(間)を大切にする分かである事を改めて示してくれました。

 

1日目のプログラムは以上。

 

その後フル回転したアタマを冷ます為にチームいくよ〜の仲間とご飯へ。

結局お豆腐屋さんでも話は尽きず、22時ころカフェへ。

とっぷり夜も更けました。

GAIA CUATRO – ガイア クアトロ

GAIA CUATRO。

ヴァイオリン、ベース、ピアノ、パーカッションの4名からなるバンド。

なんとなく聴いた事の無いような、懐かしいような曲が流れてくる。

何故だろう・・・ビートが心地よい。

そして、それぞれが奏でる音には、色がついて見える。

とってもカラフルで、素敵な色が演奏の中に散りばめられている。。

 

日本ではジャズ、とかラテンとかのジャンルに近い気もするけれど、

でもそのジャンルにばちっとハマっていないので、明確に「このジャンル」といって固定される事も無いようだ。

個々の能力が卓越している。

まだこれからツアーで各地を回るらしいので、お近くの方は是非。。

 

GAIA CUATRO公式サイト→ http://www16.plala.or.jp/gaia-cuatro/index.html

試聴もできます→ http://www16.plala.or.jp/gaia-cuatro/gaia-cd.html

ヤヒロ  トモヒロさんのサイト→ http://www.tomohiro-yahiro.com/gaia-cuatro.html

 

GAIA

GAIA CUATRO