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ISHIKAWA Kiyotaka

網膜色素変性症

手引き

安全杖を持ってから初めて手引きをした。

駅の改札で杖を持った人を見かけたのでつい声をかけてしまったのだ。ひとりで大丈夫と言われたらそのまま行くつもりだった。

周りから見たら杖の人が手引きをするというちょっと不可解な感じだったかもしれない。

杖を持った人が杖を持った人の案内をしているのだから。

全盲と視野障害の人でも同じような杖をもっているから起こることなのだけど。

幸い僕はまだ明るいところではそこそこ見えるし、見える人と全く見えない人の中間くらいにいる。

まだ中心視野はあるので転落事故にはあわなくてすむ。それだけでもやったほうがいいと思ったので声をかけさせてもらった。

僕と反対方向に向かう列車に乗るというので、列車の扉を入ったところで手すりにつかまってもらい、挨拶して列車を降りた。

列車の扉が閉まるときにふりかえると、中で席を譲ってくれてる人が見えた。

なんだか思わず、ありがとう、と言ってしまった。
声には出さなかったけれど。

難病認定と障害認定の申請。

今日は区役所と保健所。
難病認定の申請は保健所へ提出なのだけれど、住民票や課税証明がいるというので先に区役所へ。
住民戸籍課と納税課に寄ってから健康福祉課へ。
健康福祉課では診断書と申請書、今朝慌てて撮った

4cm×3cmの証明写真を提出。
いろいろ出すものは多いけれど、障害者手帳が交付されると一定額以上の医療費免除などの援護も受けられるそうです。 

その後、保健所へ行って難病認定の更新。
今年から法律が変わり、申請時期もずれたりして、臨時窓口を出してくれていました。
どこの窓口もほぼ待つことなく用事が済んで、役所の方々の努力が伺えました。 

でもひとつだけわがままを聞いてもらえるなら、庁舎の廊下の手すりの下にゴミ箱を置くのはやめていただきたく…思い切り蹴飛ばし、派手な音をたてました。

次回役所に行った時にまだ置いてあったらすぐやる課さんに相談しよう。

2015.3.18追記

前回つまづいた廊下のゴミ箱は無くなっていました。どなたか気がついてくれたのでしょうか…

ありがたいです。