日本点字図書館
高田馬場に日本点字図書館という社会福祉法人があり、点字図書の貸し出しなどをしています。
盲人用安全杖を始め、視覚障害を持つ人用のグッズがたくさんあるショップも1階に入っています。
http://www.nittento.or.jp
たくさんあると言っても売り場はカウンターの一角なのですが、千葉県のとある福祉センターに問い合わせたら、そちらのセンターもこの点字図書館さんから杖などを仕入れ(?)ているようです。
確かにパンフレットに載っているものの種類は多い!
点字を勉強する機器やコミニュケーションツール、しゃべるIHコンロ、白杖、超音波センサーetc.
視覚障害といっても全盲の人から見えづらい、という人まで千差万別。
それぞれ使う用具が異なります。
僕が今必要としているのは杖。
視野が狭まってしまい、地面や道路の段差につまづきやすいんですね。
余談ですが、よく職場でゴミ箱を蹴っ飛ばします。いい音出るんです。
恐い場所は駅。
駅は迷路で、急いでいる人が多く、動く方向がバラバラ。
まだ一定方向に動いてれば流れに乗れるのだけれど、目の前を他の人が横切って行くと、真正面に来るまで見えないので急に人が現れたように見えるのです。まるでマジック!
急に止まれば後ろの人に迷惑ですしね。キョロキョロしてるので疲れます。
そして、階段近くが日中に薄暗いことも多く(3.11以来、日中消灯のところも増えました)、段のはじめと終わりが見えにくい!最近は段の面の端にコントラストの高いペイントをしてくれている場所も多く助かります!
この間降りた京王線の高幡不動駅は使いやすかったな…。
で、駅を出てもまだ続く試練、スクランブル交差点。
あれはもう本当にあちこちから人が来るので大変!
首ごと回してキョロキョロ。
あ、あの人は早いな、向こうから来る人をかわして、この人の後をついてって、で、こっちに…とか、交差点渡るだけでかなり脳みそ使います。
子供も恐い!急発進急停止急旋回は当たり前、動きが予想できないのに加えてまだ背が低い!
周りの明るさにもよるけど、前を向いてると3mくらいは足もとが見えない!
子供にぶつかっては大変と杖の使用を決意しました。
次回は杖の使い心地?について…かな。